チョココーティング研究所

製造工程

チョココーティングが出来上がるまでの
製造工程を簡単にご紹介

工場入場

ローラー掛け:姿鏡の前で、着衣を確認しながらローラーで40秒間、毛髪・ホコリなどを除去します。
手洗い:爪ブラシも使用してしっかりと手を洗い、ハンドドライヤーで水分を除去した後、エタノールを擦りこみます。

仕込

原料チョコレートを溶解します。
(抹茶チョコや苺チョコの場合は、タンクに素材(パウダー)を投入し練りこみながら溶解します。)

コーティング

レボパンに計量したセンター(核となる主原料)を投入し、重量・外観のチェックをします。
その後、レボパンを回転させながらチョコレートをかけます。このとき、くっつきが発生しないように気をつけながら掛けていきます。そして、冷却、回転させながら冷たい風を入れ、チョコレートを硬化させていきます。これを規定の重量になるまで繰り返します。
表面が滑らかになるように、粒同士がくっつかないように、丁寧にコーティングしていきます。
既定の重量になったら、スムージングです。最終的な表面を仕上げます。 より滑らかになるように冷やしながら回転させ、ピカピカの粒達に仕上げます。

艶出

エージング

コーティング直後のチョコレートはまだ柔らかです。大きなトレーに取出して、半日以上、硬化させます。

艶出:艶出しがあるものについての紹介です。

エージングしたチョコレートを艶出しパンに投入します。
回転させながら、ガムシロップを投入し、風を当て、艶が出るまで待ちます。
艶がでてきたら、シェラックをかけて全体的に行き渡ったら回転を停止、乾燥していきます。
しっかり乾いたのを確認して、大きなトレーに取り出します。

艶出

検品・金検・計量・梱包

できあがったチョコレートを全数、目視検品をします。検品では、ワレ、カケ、変形、つや不良などを確認し、不良品を取り除きます。 その後、金検を通って、計量・梱包します。 箱詰された状態で工程完了です。 あとは出荷を待ちます。